北海道コカ 北広島市役所で「カーボンオフセット×フードロス自動販売機」運用開始

北海道コカ・コーラボトリング(酒寄正太社長、札幌市清田区)は4月8日、北広島市役所にて、北海道第一号機となる「カーボンオフセット×フードロス自動販売機」の運用を開始したと発表。
2022年10月に同社と北広島市(上野正三市長)で締結したまちづくりに関する包括連携協定に基づくもので、2050 年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す 北広島市の「ゼロカーボンシティ」宣言を、市民・事業者・市政が一体となって実現することを目指す取り組みの一つ。

北海道初の設置となった「カーボンオフセット×フードロス自動販売機」は、自動販売機稼働時のCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンオフセット自動販売機」と、食品ロス削減に貢献する「フードロス自動販売機」の役割を兼ね備えている。市役所に設置することで、市民のへ広く環境への取り組みを知ってもらうとともに、環境意識の向上に繋げていく狙い。

同自動販売機は、稼働時の年間消費電力量に相当するFIT非化石証書を取得支援することにより、再生可能エネルギー由来の電力を使用したとみなされ、CO2排出量を相殺(カ ーボンオフセット)することが可能。あわせて、通常製品と並行し、余剰在庫となった同社製品を通常価格より安価に販売することにより、フードロス削減に繋げる役割を兼ね備えている。

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