苫小牧栗林運輸 次世代バイオディーゼル燃料使用

苫小牧栗林運輸(栗林秀光社長、苫小牧市)は11月21日、カーボンニュートラルへの取り組みの一環として、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用したトレーラーヘッドでの荷役を開始したと発表。
同月初旬にグループ会社の栗林石油(栗林昌弘社長、室蘭市)の協力により、「サステオ」を導入、道内の物流企業としては2社目となる。PRとしてトレーラーのヘッド1台に栗林グループの屋号「マルシチ」マークを大きくラッピングした。

「サステオ」は植物プランクトン「ミドリムシ」由来のバイオディーゼル燃料で、燃焼段階では通常の燃料油と同じようにCO2を排出するが、原料となるバイオマスが成長過程の中で光合成によりCO2を吸収するため、燃料油を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなりカーボンニュートラルの実現に貢献出来るとされている。
「今後はこちらの燃料を使用したトレーラーヘッドの台数を増やしていく予定」としている。

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