東川町は3月15日、「買い物弱者」への生活利便向上の1つとして、ドローンを使った生活物資や医薬品等の物資輸送実証実験を行った。同町内の西3号北~東7号を1往復した。
離陸地点を農村環境改善センター、到着地点を第三地区コミュニティセンターにそれぞれ設定し、携帯電話用の通信回線規格であるLTE回線を用いてドローンによる生活物資や医薬品等を輸送した。ドローンは片道約5・2㎞を往復した。
ドローンの機体は、石川エナジーリサーチ製の「ビルドフライヤー」を使用。
物資輸送仕様にカスタマイズすることで、最大3㎏まで輸送可能とし、LTE回線を使用することにより長距離での自動航行およびネットリモーカメラによる遠隔での現地確認を可能とした。
同14日にデモを行い、同15日に実験を実施、ドローンはそれぞれ1㎏の米・水などを運んだ。