メディカルシステムネットワーク(田尻稲雄社長、札幌市中央区)は2月5日、3月5日〜7日にかけてインテックス大阪で開催される「第6回次世代薬局EXPO大阪」に出展し、「在庫管理・らくらく発注システムLINCLE(リンクル)」と「調剤実績らくらく共有システムLINCLEちいき版」の展示とデモ実演を行うと発表した。

「LINCLE」は、薬局の業務を効率化し、対人業務へのシフトを可能にする医薬品在庫管理システム。過去の処方量や来局頻度などの実績から医薬品の需要を予測し、自動で発注。「なの花薬局」を運営する同社の薬局運営ノウハウを元に業務を効率化するために開発し、全国の薬局500店舗以上へ導入。これまで毎日1時間程度かかっていた発注業務が導入後には5分程度に短縮できたケースもあるとしている。
「LINCLEちいき版」は、全国の薬剤師会向けに、地域薬局の調剤実績を検索し、薬局間の医薬品の融通を活性化できるサービス。医薬品の供給情報を薬局間で共有し在庫の偏在を解消するため、「他店の調剤実績を検索」するもの。