大勝「ファイターズトラック」2台目導入 ホームゲームのユニフォームモチーフに

大勝(生川勝則社長、千歳市)は10月12日、北海道日本ハムファイターズのカラーリングを施したスカニアの大型車「R410」の新車を納車した。同日から北海道〜本州間で運行している。

「ファイターズトラック」は同社にとって今年8月の納車に続いて2台目。北海道日本ハムファイターズは今年1月にブランドやユニフォームを刷新し、これに沿ったイメージのトラックも、全国で同社によるこの2台のみ。同社が北海道日本ハムファイターズのスポンサーとして同球団の応援をしている関係もあり、今年度スカニアのトラックを2台導入することが決まった後、同球団に新ブランドに沿ったトラックの制作を提案し、導入に至った。

1台目は、ビジターユニフォームがモチーフの「ファイターズブルーとインビクタスブラック」を基調としたカラーだったが、今回はホームゲームで用いられる「ファイターズブルーとスノーホワイト」を基調としたユニフォームがモチーフ。デザインは同社の澤田良二専務が中心となって決め、より「一般的なファイターズ」のイメージに近いトラックとなった。また、ナンバーはダルビッシュ有、大谷翔平両選手が背負った「11」にした。

このトラックを運転するドライバーの島田忍氏は「スカニアの車両を運転するのが初めてなので、これまでの国産車と比べ、かなり勝手が違うというのが最初の印象。派手なトラックなので運転するのが少し照れ臭い」と笑う。

生川社長は「1台目のファイターズトラックは道内ではかなり目立ち、他社のドライバーからも結構な反響があり、運転中や駐停車中に写真もかなり撮られたようだ。(新車を運転する)島田さんは、いつもトラックをキレイにしてくれ、真面目で優秀なドライバーなので、安心して運転を任せられる」と話す。普段は断熱材や菓子類、野菜や雑貨などを運び、全国を運行する。予定が合えば「引っ越しにも活用する」という。

同社長は「来年はファイターズの新球場・北海道ボールパークのお披露目が控えており、これに伴って全道で様々なイベントも開かれる予定。こういったイベントにもこのトラックを積極的に参加させていきたい」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする