苫小牧港管理組合は10月10日、コスコシッピンググループ(船舶代理店:苫小牧埠頭)が運航する一般貨物船「TIAN EN」により、日本初となる北極海航路を利用したコンテナ貨物輸送トライアルが実施されたと発表した。
「TIAN EN」は40ftコンテナ20本にフィンランドの木材を積んで同9日に苫小牧港に入港し、コンテナ荷役を行った。
苫小牧港利用促進協議会では、苫小牧寄港を記念して、記念品や花束の贈呈などの入港歓迎セレモニーを開催、「TIAN EN」は苫小牧港を出港し、中国へ向かった。
同管理組合では「来年以降も、北極海航路を利用した船がコンテナ貨物輸送により、再び苫小牧港に寄港することが期待される」としている。