エース(林博己会長CEO、石狩市)は1月6日、札幌サンプラザで役員や幹部、各拠点の管理者やリーダーらが参加する「平成31年エースグループ経営会議」を開催し、林会長は「今後は道内・道外の物流企業に対し、M&Aや業務・資本提携などを積極的に行い、5年以内に売上高300億円の企業グループを目指す」と宣言した。
同会長は「昨年は会長に就き、中野政嗣社長(エース)と眞鍋智幸社長(道南エース)に事業運営の執行を任せ、大所高所から会社の方針を考えるとともに、東北、関東地方の事業開拓に傾注した。大学や経済団体などで物流の大切さを啓蒙する講演も多く行い、今年も続けていきたい」と述べ、参加した幹部らに向かって「この中から社長を増やしたい。この1〜2年で3〜5人くらいの社長をつくりたい。既存の延長線上で物事を考えるのではなく、発想の転換をしてほしい」と強く呼びかけた。
中野社長は年頭の所信表明として「エース、道南エース、東日本エース、関東エースのグループとしての売上高は現在100億円弱だが、外部と色々な連携をすることにより5年後に300億円を達成したい。活躍するステージも全世界を視野に入れ、夢をもって頑張ってほしい。私も先頭に立ってみなさんを引っ張ってく。エースの歴史に鮮やかな足跡を残す年にしてほしい」と述べた。
このほか経営幹部、拠点長らがそれぞれ所信表明を述べた。