「職業安全運転士」認定者、道内から徐々に 日本セーフティードライバー協会(JSDA)

職業運転に携わる人への運転知識などの教育・訓練を行っている日本セーフティードライバー協会(JSDA、札幌市中央区)が昨年から認定を始めた「職業安全運転士」の資格取得者が出始めている。

JSDAは北海道の情報サービス企業、物流企業などが中心となり2年前に設立された一般社団法人で、今年から民間資格の「職業安全運転士」の認定をはじめた。

同資格は「プロドライバーとして一定の知識があるという目安がわかり、他のドライバーとの差異化にもつながる」ことを特徴とし、①整備の知識②一般マナー③救急救命④安全衛生規則⑤道交法⑥労基法ーの6科目について専用テキストで学習し、WEB上で試験を受けるもの。

9月に札幌市内の運送会社のトラックドライバーが試験に合格し、初のライセンス取得者となった。11月末までに4人が認定を受け、ライセンスカードを付与されている。

同協会では、「道内の運送会社や物流子会社などを中心に徐々に問い合わせが増えている。ドライバーだけではなく、管理者に取得をさせる考えの運送会社もあり、初年度は1000人の取得者輩出を目指したい」としている。

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