日本郵便 メルカリ用梱包コーナー「つつメルすぽっと」実証実験エリア拡大 道内は2カ所

日本郵便(横山邦男社長、東京都千代田区)は7月31日、メルカリと連携して郵便局内に無償で利用できる梱包資材を備えたメルカリ用の梱包コーナー「つつメルすぽっと」の実証実験エリアを同日より全国50カ所の郵便局に拡大すると発表した。
北海道での実施郵便局は、「札幌南郵便局」(札幌市南区真駒内泉町)、山鼻郵便局(同中央区南十六条西15丁目)の2カ所。

両社は、フリマアプリ「メルカリ」の配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」を利用するユーザーの要望に応え、今年3月14日から「つつメルすぽっと」を首都圏5カ所の郵便局(立川郵便局、光が丘郵便局、八千代郵便局、国立郵便局および美浜郵便局)で提供する実証実験を行っている。
その結果、「無料で梱包ができるなら郵便局で商品を発送したい」「ぜひ全国でサービスを始めてほしい」など、ユーザーから好評を得たことに加え、実施郵便局の発送件数にも増加が見られた。より多くのユーザーが梱包に関して手間なく、より簡単に発送できるサービスを提供するため、全国50カ所の郵便局に「つつメルすぽっと」を拡大する。

「つつメルすぽっと」の利用方法は、①出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を選択する。②取引成立後、「つつメルすぽっと」が設置されている全国50局の郵便局に、売れた商品を梱包せずに持ち込む。③郵便局に設置された「つつメルすぽっと」で適切なサイズの梱包資材(「ゆうパケット」用)を選ぶ。④「つつメルすぽっと」で商品を梱包する。⑤梱包した商品に「ゆうプリタッチ」で出力した伝票を貼り、発送するーというもの。

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