日本損害保険協会北海道支部「チャレンジ・ザ・交通安全」に参加 札ト協札幌北支部など主催

日本損害保険協会北海道支部(桜井淳一委員長・損害保険ジャパン日本興亜執行役員北海道本部長)は3月13日、シャトレーゼガトーキングダムサッポロで同5日に開催された「チャレンジ・ザ・交通安全」で、高齢者交通事故防止を啓発したと発表。約200人がイベントに参加した。

同イベントは、札ト協札幌北支部と札幌方面北警察署が主催し、今回で13回目。交通事故ゼロの社会の実現に向け、特に交通事故に遭いやすい高齢者に対し交通安全を呼びかけることを目的としている。

同協会のブースでは、北海道交通安全協会と連携し、加齢に伴い低下する「認知」「判断」「行動」機能をゲーム感覚で測定できる「クイックアーム」体験を実施。
参加者からは「自分が想像していた以上に認知力、判断力、反射神経が衰えていることが認識できた。測定結果を踏まえ、今後は今以上に気を付けて日々の生活を送るようにしたい」との感想が寄せられた。
このほか、昨年12月からインターネット上で公開している北海道内の「スリップ事故多発マップ」を紹介した。

道警によれば、2018年の北海道の交通事故死者のうち65歳以上の高齢者は56.0%を占め、前年より4.6%増加している。また、75歳以上の高齢者は全体の36.2%を占めている。

同支部では、「今後も北海道内の関係機関・団体などと連携し、高齢者の交通事故防止に向けた普及啓発に取り組んでいく」としている。

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