イオンリテール 航空便で農産物を輸送開始 第一弾は北海道のとうもろこし JALグループと連携

イオンリテール(井出武美社長、千葉市美浜区)は8月25日、東京、埼玉、千葉、神奈川の関東1都3県の「イオン」「イオンスタイル」のうち15店舗にて、北海道十勝で有機農産物を中心に生産する小笠原農園の「オーガニックとうもろこし(ミルキースイーツ)」を販売すると発表した。
期間は同27日から9月中旬まで。

同社は、持続可能な農産物販売のため、有機農産物の取り扱いを推進しており、近年高まる環境配慮意識に対応し、全国の産地の有機農産物コーナーを展開している。

より鮮度が良い農産物を届けるため、JALと航空便を通じて国内外の食品を調達するJALUXと連携し、全国の産地から航空便で旬の農産物を輸送する取り組みを開始する。今回の取り組みはその第1弾として実施する。

とうもろこしが最も甘みを蓄える早朝の涼しいうちに収穫し、低温を保った状態で配送することで、もぎたてのおいしさを消費者に届ける。鮮度の良い状態で届けるため、JAL・JALUXと連携し、陸送では5日かかる配送期間が、航空便を使用することで2日早く店舗に納品することができる。

「今後も地域の生産者や取引先と共に様々な取り組みを通じて、有機農産物の取り扱い拡大に努めていく」としている。

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