道北・オホーツク地域で中継輸送実験 12社が協力 10月からスタート

北海道開発局、旭川開発建設部、網走開発建設部は10月12日、「道北地域」で8社、「オホーツク地域」で4社の合計12社の協力により、新たに中継輸送の実証実験を行うと発表した。

道北地域では10月13日〜11月10日と令和6年1月22日〜2月9日にかけて、札幌〜道北間(約400㎞)の輸送において、名寄北管理ステーションとヤマト運輸名寄営業所で中継輸送の実験を行う。参加事業者は、札樽自動車運輸、道央通商旭川、協進運輸、ヤマト運輸、ほくうん、陸運、眞嶋食品、五十嵐運輸の8社。 

ヘッド交換、ドライバー交換、荷物積み替えの3種類の中継輸送を行うことで、ドライバーの労働時間、輸送費用、環境負荷の変化、トレーラの一時保管による集荷(積載率向上)及び課題検証、夜間実施における作業上の課題把握、降雪期における作業上の課題、物流事業者同士のマッチングの仕組みや駐車場の予約受付システムの構築、高規格道路直結の道路施設での有効性等把握―などを検証する。

オホーツク地域では、10月16日~20日にかけて道の駅「しらたき」、同23日〜27 日にかけて白滝管理ステーションで旭川〜北見間(約200㎞)の輸送において実験を行う。参加事業は JR貨物、ジェイアール貨物・北海道物流、日本通運、北見通運の4社。

ヘッド交換による中継輸送を実施することで、ドライバーの労働時間、輸送費用、環境負荷の変化、高規格道路直結の道路施設の有効性、オホーツク地域における中継拠点適地の確認―などを確認する。

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