NEXCO東日本北海道支社  開通50周年特設サイト開設

NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は9月10日、今年12月に北海道で初めての高速道路が開通して50周年を迎えることを記念して、特設サイトを開設。北海道高速道路の半世紀の軌跡のほか、「高速道路リニューアルプロジェクト」「4車線化事業」「雪氷対策高度化」といった、未来につなぐ取り組みを紹介している。

「高速道路ネットワークは大きく広がったものの、全体の約3割が開通から30年以上を経過し、老朽化や劣化が顕著」になり、「近年の大型車交通量の増加、車両総重量の増加、凍結防止剤の散布などにより、道路の老朽化はますます加速」しているとし、「経済・社会・医療・防災など社会基盤を支える大動脈」としての役割を果たすため、橋梁やトンネル等のリニューアルを進めていると紹介。

また、「広大な北海道では、早期に高速道路ネットワークの充実を図ることが急がれていたこともあり、暫定2車線の区間が多く存在」しているが、4車線区間よりも規制速度が抑えられているうえに追い越しができず、「快適性や走行性に劣る」「対面通行による重大事故の発生リスクが高い」「事故が発生した際に両方向の通行止めを余儀なくされる」ことがあるなどの多くの問題点を抱えているため、「4車線化を優先的に進めるべき区間(優先整備区間)として、北海道内の4区間(約136km)が選定」されたと紹介。
道東道の一部区間では既に4車線化工事が進んでおり、残りの区間についても、計画的に4車線化を進めていくと紹介している。

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