北海道エアポート(HAP、蒲生猛社長、千歳市)は9月28日、仁川国際空港公社(IIAC、金景旭社長、仁川広域市)と「北海道内7空港・仁川国際空港線の利用促進等に関する業務協約」を締結したと発表。
HAPが運営する北海道内7空港(新千歳、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別)と仁川国際空港間の航空路線の新規就航および利用促進に向けて相互で連携を行うもの。
両社では今後、同協約に基づき、①同路線を活用した旅客・乗継および貨物増大に向けた共同マーケティング、②北海道、韓国の観光および航空輸送ならびに空港運営業務等に関する情報交換ーに連携して取り組んでいく。
HAPが運営する北海道内7空港は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、2020年4月以降、国際線全定期便(旅客便)が運休となっている。
両社は同協約に基づき今後、新千歳ー仁川路線の旅客便や貨物便の復便に向けて共同で取り組むほか、両地域の地域情勢等に関する定期的な情報・意見交換などを通じて、北海道の航空ネットワークの回復・発展に貢献していくとしている。