シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)は旭川市永山北2条7丁目に道北初の拠点となる旭川営業所を開設し、9月1日から営業を開始した。8月27日には、同社の幹部、同営業所の従業員らが参加し、事務所開きの安全祈願を行った。
同営業所は、道北エリアでの配送業務を新規で受託したことに伴い開設し、主に日用雑貨を扱うほか、10月からは他の荷主の業務もスタートする。トラックは7台保有し、道北一円の集配を行う。倉庫も併設しており、在庫の保管なども行う。
伊藤社長は「旭川地区の配達はこれまでも道央の物流拠点から行っていたが、拠点を設けて業務を行うのは初めてとなる。お客様の信用・信頼を確保し、みんなで知恵を絞りながら、改善を図っていってほしい。面白いことができると思うので、守りに入らず攻めの姿勢で、いい営業所をつくってほしい」と挨拶を述べ、「中継拠点としての活用も期待でき、ドライバーの拘束時間の削減にも効果が出ると考えている」と話した。
伊藤昭人会長は「トラックによる配達だけではなく、情報処理、在庫管理、流通加工など総合的な物流サービスの提供によって、お客様の要望に応えてほしい。旭川で新しいシズナイロゴスの物流の形を作り上げてもらいたい」と話した。
同営業所の山崎康司所長は「身の引き締まる思い。従業員一丸となって盛り上げていきたい」と抱負を述べた。