北海道開発局は6月11日、海外輸出実証実験の参加企業募集説明会を6〜7月にかけて6回にわたり、道内各地で開催すると発表した。
北海道開発局では今年度、北海道国際流通機構(鳥取義之代表理事、札幌市中央区)の協力の下、道産食品の今後の輸出促進方策の検討のために、海外輸出の実証実験を行う。
この実証実験では、道産食品を台湾・韓国へ輸出・販売し、現地通関の現状や海外消費者ニーズの把握などを行う。現地で必要な通関手続きを確認するほか、現地消費者のニーズに合わせた商品の改良(パッケージデザインや内容量等)を行い、比較販売により効果を確認する予定。
実証実験を行うに当たり、苫小牧港から台湾・韓国へ海上小口混載コンテナによる道産食品の輸出実験に参加する企業を募集するため、次の通り説明会を開催する。
▽6月20日、釧路会場(北海道新聞釧路支社)▽6月25日、稚内会場(稚内市日ロ友好会館)▽6月26日、旭川会場(北海道新聞旭川支社)▽6月27日、網走会場(オホーツク・文化交流センター)▽7月4日、 函館会場(北海道新聞函館支社)▽7月6日、札幌会場(北海道新聞社)。