佐川急便は7月29日、登別市(小笠原春一市長)と市民サービスの向上及び地域活性化を図ることを目的とした「地方創生とSDGsの推進に関する包括連携協定」を締結したと発表。
同28日に登別市役所において締結式を行い、小笠原市長と北海道支店 の青木淳一支店長が参加した。
協定の内容は、「地域・暮らしの安全安心」「防災・災害対策」「高齢者・障がい者支援」「観光振興・産業振興・中小企業支援」「まちづくり・地域貢献」「持続可能なまちづくりに向けたSDGsの普及啓発」「ゼロカーボンシティの実現に向けた取組」「その他、地方創生・SDGsの推進に関すること」―など。
同社では、社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでおり、その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開。
地域課題に対するソリューションとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全安心に資する活動も行っている。
「協定の締結を契機に、登別市との一層の連携強化のもと、多様なサービスの創出や地域活性化、安全安心で持続可能なまちづくりを目指し、取り組みを進めていく」としている。