インターステラテクノロジズ「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞

低価格で便利な宇宙輸送サービスを通じて宇宙の総合インフラ会社を目指すインターステラテクノロジズ(稲川貴⼤社長、広尾郡)は1月10日、「第9回ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞したと発表。

同社が開発・製造する観測ロケット「MOMO(モモ)」シリーズは、国内民間企業が単独開発するロケットとしては国内で初めて宇宙空間に到達、2021年7月には単月に2機連続での宇宙空間到達を達成した。MOMOは設計から製造、試験、打上げ運用に至るまで自社で一気通貫する開発体制により、高い内製率を達成。
ロケットエンジンや電子機器をはじめ各コンポーネントを抜本的に低コスト化し、従来の国内観測ロケットと比べて圧倒的低価格を実現した点や、産学官民を巻き込んで宇宙産業を牽引してきた実績などが評価された。

現在、MOMO開発・製造の技術やノウハウを生かして超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の開発を本格化させており、国内に低価格で自律的な宇宙輸送サービスを構築するため、今後も事業を進めていくとしている。

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