津軽海峡フェリー・北海道ガス「災害時における船舶輸送に関する協定書」

津軽海峡フェリー(村上玉樹社長、函館市)と北海道ガス(川村智郷社長、札幌市東区)は11月11日、「災害時における船舶による輸送の確保等に関する協定書」を締結したと発表。

同協定は、地震等の災害が発生した際、都市ガス供給の復旧対応にあたる要員や車両、物資等の海上輸送を円滑に行うことを目的としている。

北海道ガスは、災害の発生によりガスの供給を緊急停止した場合、ガス設備の点検・修繕等を進め早期復旧を図る上で、全国の都市ガス事業者の協力を得て非常体制を組むことがある。その場合、同協定を通じて本州から北海道への海上輸送を円滑に行い、早期の体制構築に繋げる狙い。
また、北海道ガスから全国の都市ガス事業者に要員等を応援派遣する際にも、同協定は適用される。

災害発生時、海上における緊急輸送を確保するために北ガスが津軽海峡フェリーに協力を求めた場合、津軽海峡フェリーは可能な限り空席の確保に協力する。

北海道ガスでは、「今後も災害発生に備えた取り組みを推進し、地域の安心・安全を支える企業としての社会的責任を果たしていく」としている。

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