丸吉ロジなど4社 西の里小学校で「はたらくクルマ」イベント

丸吉ロジ(吉谷隆昭社長、北広島市)、エフ・シー・ティー(岩倉哲夫社長、同)、太陽運輸(太田豊子社長、同)、幸楽輸送(不動直樹社長、札幌市清田区)の4社は8月25日、北広島市立西の里小学校(相澤哉校長)で1年生約60人を対象として、体験型イベント「はたらくクルマといっしょにあそぼう」を2時限にわたって開催した。4社から約20人がスタッフとして参加した。

同校では丸吉ロジが2011年から同様のイベントを継続して行っており、今回は同社をはじめ、近隣の運送会社とともに実施、コロナ禍のためこの2年間は中止としたため、3年ぶりの開催となった。休み時間には、昨年イベントに参加できなかった2年生が校庭に出てきて、車両に触れ合う姿が見られた。

丸吉ロジの吉谷社長は「毎日、食べたり、飲んだり、勉強したりしていると思いますが、こういった皆さんの周りにあるものは、働く車が届けています。スーパーマーケットにある商品も全て働く車が運んでいます。今日は車を見るだけではなく、乗ったり触ったりも出来るので、楽しく授業をしてください」と挨拶を述べた。

会場には、トラクターヘッド2台、ウイングのシャーシ、ポールトレーラーのシャーシ、大型の冷蔵車、ユニック車、2㌧車、ショベルカーの合計8台の車両を持ち込んだ。デモンストレーションでは、それぞれの車の特徴やどういった仕事を行なっているかをクイズ形式で紹介。「トレーラーでは皆さんがジュースを毎日1本ずつ飲んだとしても、一生かかっても飲みきれない量を運んでいます」「2㌧車は、大きなトラックが入れない道や市街地、住宅街などに荷物を届けるのに適しています。ダンボール箱500個が詰めます」などと説明を行なった。

このほか、運転席や荷台への試乗、トレーラーでの校庭集会、ユニック車でのUFOキャッチャー体験、荷物を荷台に積み込む体験などを提供した。

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