北ト協など フェリー乗り場で飲酒運転根絶キャンペーン

北ト協は札ト協、函ト協、室ト協と連携し、9月下旬に函館、苫小牧、小樽の各フェリー乗り場で、トラックドライバーを中心に飲酒運転根絶意識を向上させるための啓発活動を行った。北海道運輸局、小樽警察署、苫小牧警察署、函館西警察署が後援した。

函館で同24日、函館着と青森行の青函フェリー、函館着と青森行の津軽海峡フェリーに対して啓発したのを皮切りに、苫小牧では同26日に東港で秋田行と敦賀行の新日本海フェリー、同30日に西港で仙台行の太平洋フェリー、大洗行の商船三井フェリー、八戸行の川崎近海シルバーフェリー、また、小樽では同28日に新潟行の新日本海フェリーに対して実施、それぞれの会場で「飲酒運転根絶」のぼり旗等で啓発したほか、「飲酒運転根絶」リーフレットの配布、その他ノベルティの配布を行った。

小樽では、北ト協の工藤修二会長(トッキュウ)が「今年度は7月に札幌と苫小牧のトラックステーションで第一弾の飲酒運転根絶キャンペーンを行い、今回は第2弾となる。飲酒運転はトラック業界全体の信頼を失墜させる悪質な犯罪。フェリー乗船中のトラックドライバーは休息期間となり、お酒を口にすることもあるが、下船の際はこのようなことにならないよう気をつけてほしい」と訴えた。

札幌運輸支局の樋口康弘支局長は「乗務前日には飲酒を控えるなどプライベートでの意識も重要。トラックは暮らしと経済を支える不可欠な存在。より信頼を得られるよう尽力いただきたい」と呼びかけた。

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