医薬品・医療機器の卸売の道内大手のほくやく・竹山ホールディングス(眞鍋雅信社長、札幌市中央区)は2月5日、一部サーバーが暗号化されるランサムウェア被害が発生したと発表。
同3日に当社グループのサーバーにランサムウェアによる被害が発生していることを確認、直ちに、外部専門家の協力のもと調査を開始し、対策本部を立ち上げた。
影響の範囲等の調査と復旧への対応を進めており、警察などの関係機関への相談を開始している。被害の全容を把握するにはいましばらく時間を要する見込み。
今回の被害に対応するため、社内システムをサーバーから切り離した。同社グループのコールセンター、メールシステムは制限付きで稼働しており、情報流出については現在調査中。現在、外部専門家や警察と連携の上、システムの保護と復旧に向けて作業を進めている。
「引き続き皆様へのご迷惑を最小限に止めるべく取り組んでいく。本件が当社の今期の業績予想に及ぼす影響については現在精査中であり、修正の必要があると判断した場合には速やかに公表する」としている。