千秋庵 COCと業務提携 発送業務など連携

千秋庵製菓(庭山修子社長、札幌市中央区)は1月26日、COC(長沼真太郎社長、同)と業務提携したと発表。
千秋庵製菓は2021年9月5日に創業100周年を迎えた和洋菓子の製造・販売の老舗で、COCは札幌のケーキ製造・販売大手のきのとやグループで洋菓子商品企画・開発を手がけている。
 

千秋庵製菓は、商品開発の分野に強みを持つ企業とパートナーシップを結ぶ道を選ぶ方が自社にとってメリットが大きいと判断し、商品・ブランド開発に大きな強みを持つCOCとの業務提携を選択した。

一方、COCは、2021年に立ち上げた新規ブランド「SNOWS」が拡大していく中、製造・発送業務に課題を抱えており、製造と発送の分野に余力がある千秋庵との提携がメリットにつながることから、今回の業務提携が実現した。

今回の業務提携により、両社は菓子の商品開発・製造・物流・販売において連携し、更なる経営基盤の強化に努めていく考え。

千秋庵製菓の庭山社長は「次なる100年を見据え、単体での経営から他の企業と手を組み、技術・生産・販売の提携をし、会社を成長させ、競争力や事業展開を図る必要があると考えていた中で、ご縁を頂き、業務提携に至りました」とコメント。

COCの長沼社長は「弊社が企画した新規ブランドが順調に立ち上がっている中で、立ち上がったブランドの製造・発送業務を行う場所と人的リソースに課題感がありました。また、今後の事業拡大を見据え和菓子の製造販売のノウハウの取得も大きなテーマとなっておりました。今回の提携において、これらの課題を解決できることを期待しております」としている。

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