Ｗｏｌｔ Ｊａｐａｎ（東京都渋谷区）は８月27日、札幌市（秋元克広市長）と「地域見守りに係る協定」を締結したと発表。
Ｗｏｌｔの配達パートナーがデリバリー先で異変や、何らかの支援を必要とする市民を発見・検知した際、速やかに当局に通報する。あわせて、札幌市による地域見守りに関する情報提供の周知・啓発への協力を行う。
札幌市でも一人暮らしの市民は増えており、より多くの目で高齢者や体に不自由がある市民を見守る体制が必要とされている。Ｗｏｌｔでは、誰もが住みやすい街の実現に貢献するために、同協定の締結に至ったとしている。
札幌市は、「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまち」をつくるため、民間事業者と連携している。世帯訪問を行う宅配業者などの民間事業者が高齢者や障がいを抱えている市民の見守りに参加することで、異変のある、または、何らかの支援を必要とする市民を早期に発見し、必要な支援を行えるよう通報体制を整えている。
