スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー 苫小牧で再エネ水素製造所竣工

スパークス・グループは2月21日、子会社のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)を通じて、水素の製造・貯蔵・輸送・利用までのサプライチェーンを構築する実証事業を行う苫小牧市の水素製造所を整備、竣工式を同14日に行ったと発表。
今後、3月以降に地元企業を含む複数の利用者への水素供給を目指す。

SGETは、苫小牧市の廃棄物処理施設に隣接する同市の所有地に水電解装置などを整備し、処理施設で行われる廃棄物発電と新設する太陽光発電による電力で再生可能エネルギー由来のグリーン水素を年間最大100万立方㍍製造予定。 

同事業は、環境省「令和5年度既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業」に採択されたもので、同社では、水素製造の「苫小牧モデル」を構築し、「新たな水素の利活用に関する可能性を追求し続けていく」としている。

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