Wolt 全国初「デリバリーなのに店頭価格」 札幌市でスタート

Wolt Japan(東京都渋谷区)は4月7日から、デリバリー商品価格を店頭と同じ商品価格とする「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを札幌市エリアで開始した。
ユーザーは、取り組みに参加する店舗からのデリバリーを店頭と同じ商品価格で注文ができる。
2024年10月から広島県呉市で実証実験を行っていたが、正式サービスとして導入するのは、今回が初めて。

一般的にデリバリーサービスに掲載される商品の価格は、店頭で購入できる商品価格よりも高く設定される。これはデリバリーサービスに係るコストを店頭価格に上乗せするのが慣習となっているため。

価格の高さから利用しにくいと感じている消費者にデリバリーをもっと気軽に利用してもらえるよう、同社は今回、取り組みの趣旨に賛同する加盟店の協力を募り、同取り組みを札幌市エリアで開始。開始時点で120店以上の店舗が参加し、 対象店舗はアプリやWebサイトで「店頭価格」の表示がされる。開始後も対象店舗は増やしていく。

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