ＫＤＫ（葛西弘章社長、札幌市厚別区）は４月７日、全国の軽貨物ドライバーと荷物を運んでほしい依頼者を直接結びつける新たなマッチングサービス「ＨＡＣＯＮＤＥ.ｃｏｍ」をスタートした。
同サービスは、すべての配送を「チャーター便」で対応するスタイルを採用、高単価な案件を提供する。配送依頼者が希望価格を設定する仕組みで、依頼者と軽貨物ドライバーが直接契約するため、中間マージンを排除し、軽貨物ドライバーにより多くの報酬が還元される。余計な見積もり交渉を省き、スムーズかつ透明な取引を実現させる。
また、配送完了後（もしくは完了前）、依頼者から直接現金にて報酬を受け取るシステムを導入、迅速な収入確保が可能となる。ドライバーに対する本人確認、依頼者・軽貨物ドライバー双方に対する通報システム、ログ監視体制を整備し、安全かつ信頼性の高いサービスを提供する。
今後、全国へのサービス展開を推進するとともに、企業向けの定期便やルート配送など、多彩な配送ニーズにも柔軟に対応していく予定。
葛西社長は「軽貨物業界では、これまで案件獲得の競争が激しく、安定した収入を確保することが難しいとの声が多かった。『ＨＡＣＯＮＤＥ.ｃｏｍ』は、チャーター便を基盤とした高単価案件を提供する。安全性と信頼性を最優先に、依頼者と軽貨物ドライバー双方にとってＷｉｎ-Ｗｉｎの環境を整備していく」とコメントしている。
