「改正貨物自動車運送事業法」の施行に関しての説明会 北ト協・札ト協

北ト協と札ト協は6月17日、北海道トラック総合研修センターで「改正貨物自動車運送事業法」の施行に関しての説明会を開催した。Web視聴との併用で、北ト協のYouTubeチャンネルでも配信した。

北海道運輸局の榎本平貨物課長補佐が同法の概要と事業者が対応すべき内容を詳しく説明。「私の立場でも、この法律は知れば知るほど対応が難しいと感じる。義務付けされた書面の交付や実運送体制管理簿の作成と運用について『またやらなければいけないことが増えた』と思われるかもしれないが、これらを活用して荷主との運賃交渉を進めるなど前向きに捉えてほしい」と呼びかけた。

質疑応答では、「基本契約を結んでいる荷主との間でイレギュラーな依頼があった場合、その都度、新たな書面を交付するのか」「輸送を下請けに委託する場合、樹形図のように委託先が増えることもあるが、全てに体制管理簿を適用するのか」など、書面関係での細かい運用について多く質問が行われた。

このほか、運送申込・書面化アプリ」について、タイガーの井上敦士販売促進部長が説明した。

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