明治(松田克也社長、東京都中央区)は8月26日、十勝工場(河西郡)において、初となるフレッシュモッツァレラチーズの生産ラインを新設し、8月下旬から生産を開始したと発表。投資金額は約30億円。
明治グループでは、長期的な企業価値向上の実現を目指す「明治グループ2026ビジョン」を策定しており、この中においてチーズ事業は、将来的にトップシェアを狙う「成長領域」と位置づけている。
国内のチーズ市場は年々伸長し、2019年度の国内チーズ消費量は過去最高となった。ナチュラルチーズが大きく伸長しており、家庭で手軽にチーズを楽しむニーズは増加している。
このような背景の中、新たなナチュラルチーズとなるフレッシュモッツァレラチーズを展開するため、新たな生産ラインを新設した。
「設備投資を行うことで、当社におけるチーズ事業の強化と、チーズ市場のさらなる拡大を図っていく」としている。