北海道運輸局は12月4日、同10日から翌年1月10日にかけて、年末年始の輸送等に関する安全総点検を行うと発表。新型コロナウイルス感染症対策の実施状況も重点的に確認する。
重点点検事項として、①安全管理(特に乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、乗務員に対する指導監督 体制)の実施状況、②自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況(特に雪害対策)、③テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況、④新型コロナウイルス感染症に関する感染拡大予防ガイドラインの遵守状況、新型インフルエンザ対応マニュアル、事業継続計画の策定状況、対策に必要な物資等の備蓄状況及び職場における感染防止対策の周知・徹底状況などの感染症対策の実施状況ーを挙げている。
この期間、輸送事業者は所定の点検事項(点検表)に基づき自主点検を行い、同運輸局は輸送機関等への点検指導及び現地確認を実施する。現地確認は、2トラック事業者が23(特積が6、一般貨物が17)、トラックターミナルが1、フェリーターミナルが6など総計78カ所を予定。