エア・ウォーター北海道と北海道車体 ホクエイの株式取得

エア・ウォーターは2月25日、グループ会社のエア・ウォーター北海道(北川裕二社長、札幌市中央区)がLPガス容器収納庫や灯油ホームタンクなどのエネルギー関連製品・住宅関連設備製品を製造・販売するホクエイ(佐々木隆二社長、札幌市東区)の株式を取得し、子会社化したと発表。
グループでトラックの架装・修理などを手がける北海道車体(上野聡社長、北広島市)も株式を取得した。
株式の取得割合は、エア・ウォーター北海道が99%、北海道車体が1%。
 
ホクエイは、エネルギー関連製品にかかる金属加工技術と設計から加工まで自社で完結できる生産体制を有し、建設・住宅・環境分野における金属加工製品などのOEMも手掛けている。特に、LPガス容器収納庫は全国で約70%、灯油ホームタンクは全国で約30%のシェア。売上高は54億円(2020年12月期)、従業員数は139人(グループ全体230人)。

エア・ウォーター北海道は、ホクエイを子会社化することで、エネルギー・住宅関連設備のラインアップを充実化し、生活ソリューション事業の強化を図るとともに、様々な事業分野でホクエイの金属技術を活かした新製品を共同開発するなど、新たな取り組みを進めていく考え。

特に、オーダーメイドでの車両架装を手掛ける北海道車体など、道内グループ各社と連携することで、双方の強みを活かしたシナジー効果を追求し、北海道におけるエア・ウォーターグループのものづくり分野を強化していく。

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