コープさっぽろ・はしっこ同盟 包括連携協定

生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長、札幌市西区)は7月14日、買い物困難地域への支援事業に賛同する「はしっこ同盟」の3町(長万部町、黒松内町、豊浦町)と包括連携協定を締結した。
今回の締結で、年内に長万部町と黒松内町で移動販売車「おまかせ便カケル」の運行をスタートさせる予定。
同日、同協定の締結調印式がコープさっぽろ本部で開かれ、大見理事長、長万部町の木幡正志町長、黒松内町の鎌田満町長、豊浦町の村井洋一町長が出席した。

コープさっぽろでは、「北海道の問題を解決し、地域に貢献する」を掲げ「つなぐ」をテーマに買い物支援の社会貢献事業の一環として全道で移動販売車「おまかせ便 カケル」の運行を行なっている。

移動販売車は2010年よりスタートし、今年7月現在、95台の車両で全道を運行。地方を中心に、食料品などの生活必需品を届ける「移動スーパー」として、拠点となるコープさっぽろの店舗から商品を積み、鮮魚・精肉から野菜・果物・惣菜・食品・飲料や日用品まで、約1000品目の商品を品揃えし、過疎化や高齢化で買い物が困難な道民の生活を支えている。全道135市町村、約1万2000世帯が利用している。

「はしっこ同盟」は、渡島、後志、胆振の各管内の境界に位置し、それぞれ隣り合う長万部町・黒松内町・豊浦町の3町で構成。2019年4月に北海道新幹線長万部駅の開業効果を最大限高めることを目的に結成された。

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