小樽開発建設部は7月16日、新日本海フェリーターミナルで「小樽港みなとパネル展」を開催した。
小樽市で開催される「マリンフェスタin小樽」に併せて行われたもので、フェリーターミナルにおいて、100年以上前に完成した小樽港北防波堤をはじめとした同港の歴史と、北海道総合開発計画などを紹介した。
掲示されたパネルでは「小樽港のケーソン使用は神戸港に次ぐもので、函台斜路によるケーソン製作方式は世界で最初である」「中央埠頭は船舶の大型化、穀物・セメント・コンテナ等の新しい輸送に対応するため、昭和47年に竣工し、当時としては東京以北随一の近代的マンモス埠頭として誕生した」「勝納埠頭では小樽港で取り扱う貨物量の90%を占める長距離フェリーの基地等として重要な役割を果たしている」などと説明。
なお、小樽港マリーナで開催される予定だった「港湾業務艇によるみなと見学会」は中止となった。