帯広川西ICフードテックパーク 物流施設など第一次募集開始

帯広川西ICフードテックパーク準備委員会(真鍋公人会長)は2月16日、「帯広川西ICフードテックパーク」の開発及び進出を検討する企業向けに、第一次募集の受付を開始したと発表。主に物流施設などの集積を進めたい考え。

帯広市の主要幹線道路である弥生新道・とかち帯広空港・高規格幹線道路帯広広尾自動車道などに直結をしている、帯広川西IC地区周辺の特性を活かし、新たな価値の創造を見出すため土地区画整理事業により、道東の新たな物流拠点を整備するもの。

市街地の南部に位置し、国道236・241号、帯広・広尾自動車道のICに隣接。北海道横断自動車道も近く、札幌方面と釧路・北見方面の中継地として適した立地条件にあり、とかち帯広空港から東京への航空路線や十勝港・釧路港の海路へもスムーズに移動ができる物流面に優れたエリア。高速道路や国道を利用することで、十勝港(約75km)には約60分、釧路港(約141km)には約2時間10分、苫小牧港(約193km)には約2時間30分の所要時間となる。

整備にあたって「帯広十勝で生産される地元農産物の価値向上に資する企業の立地」「道東自動車道、帯広・広尾高規格幹線道路、とかち帯広空港、重要港湾十勝港など、新たな交通インフラを活用した拠点づくり」「突発的な災害時に柔軟に対応できる防災備蓄機能の形成」「企業立地による農業経営の安定化と雇用の創出」「十勝農業の発信と交流を通した農業後継者を育む場づくり」―の5つの基本方針を示している。

開発区域1工区は約15万3160㎡、同2工区は約10万5430㎡、同3工区は約14万1768㎡。坪単価は5万円。当該地区は市街化調整区域のため、農村産業法を活用した開発を行うこととしており、進出企業が確定後、約1年半後を目途に宅地の引き渡しを予定している。

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