コープさっぽろ 能登半島地震の現地支援 コープいしかわの宅配を支援

生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長、札幌市西区)は4月8日、1月に発生した能登半島地震をうけて、生活協同組合コープいしかわの職員のサポートとして、2月から1週間2人ずつ現地で支援を行い、4月5日で一旦の支援活動を終了したと発表。16人が参加した。時期によっては積雪や寒さの厳しい中であったが、「無事に支援活動を終えることができた」としている。

支援を行った業務は、「コープいしかわのとセンターでの商品の仕分け作業」「組合員宅への配達」「被災した組合員宅へ訪問する訪問活動」―の3点。

配達業務では、コープいしかわの職員に同乗、または支援職員でペアを組み、約60の班や組合員宅へ商品を届けた。支援職員が金沢市内などをまわることで、コープいしかわの職員が被害の大きい能登エリアの活動に集中することにつながった。また、訪問活動では、自宅が全壊・半壊している組合員もおり、エリアによっては約6割の組合員が自宅に戻ることができない状況だったため、カイロ、飲料水、タオル等を持って、安否の確認を行った。
今回の支援活動は、日頃宅配業務を行っている職員が現地で活動した。コープさっぽろのほか、全国の生協職員が多数、活動した。

コープさっぽろでは、「今回の支援活動の他、店舗や宅配での募金の呼びかけを行っている。ボランティアなど現地で活動する、募金をする、石川県の商品を購入する、石川県に旅行をするなど支援の形は様々。引き続き活動を行うと共に、一日でも早い復興を願うと共に、今後も様々な活動を通して支援を続けていく」としている。

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