シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)は9月26日、「DX戦略」を改定したと発表。
DX経営ビジョンとして、「生産性を向上させ、商品を漏れなく配送・保管することで、荷主の売上機会を維持し、結果として顧客満足の向上に繋げる。そのツールとしてDXを活用する」とし、具体的な方策として、①EDIの導入・拡張、②社内間での情報共有ツールの導入、③WMSの導入・拡張、④予実管理システムの導入・拡張、⑤自動配車システムの導入―を挙げた。自動配車システムは、過去の配送積載実績・ドライバー(取得免許、業務経験)、届出先(距離、納品条件)、道路・気候等を考慮したシステムの導入を進める。
2026年度までに、「EDI」の構築荷主数を現在の1社から2社に増やすほか、「WMS」の導入事業所数を同じく1事業所から2事業所に、また、「予実管理システム」は9事業所から11事業所に増やす計画。「情報共有ツール」と「自動配車システム」は新たに構築する。DX関連投資額として、売上高の0・3%を予算化する。
人材育成では、管理者層、中堅層、若手/新人社員のそれぞれの階層に向けて、外部教育機関と連携し座学研修を行う。会社としてもIT人材の創出を進める為、ITパスポートやMOS等の資格取得を推奨していく。