アクティオ・共成レンテム 千歳テクノパーク統括工場 グッドデザイン賞・日本サインデザイン金賞を受賞

アクティオ(小沼直人社長、東京都中央区)は10月16日、共成レンテム(石井丈夫社長、帯広市)との合同工場である「千歳テクノパーク統括工場」が、日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」と、日本サインデザイン協会が主催する第58回日本サインデザイン賞「日本サインデザイン金賞」を受賞したと発表。
アクティオは2001年の佐野テクノパーク統括工場を皮切りに、研究開発拠点・トレーニングフィールドを兼ね備えた大型の整備・物流工場を全国に展開。整備工場・研究開発、人材育成や、災害時の機械・機材供給基地として配置しており、「千歳テクノパーク統括工場」は全国7か所目。 

同工場は、亜寒帯気候に最適化するため、風雪から守る2つのキャノピー(大庇)を設置し、雪・風・寒さから守られた環境で、冬季の厳しい気候条件下でもスムーズな物流を実現する。また、安全性を重視して整備したロジスティックループにより、安全でスムーズな物流を実現している。

グッドデザイン賞の審査委員からは「この工場は、亜寒帯気候に最適化された設計と、効率的な動線計画が優れており、風雪から守るインナー&アウターキャノピーにより、冬季の厳しい気候条件下でもスムーズな物流を実現している。また、市松状に配置された梁とトップライトによる自然採光・採熱の活用が、快適で省エネルギーな作業環境を提供している点も優れている。さらに、トップライトの矩形は、工場内のサインデザインにもグラフィックエレメントとして巧みに活かされている。特に、赤と青のコーポレートカラーを用いた動線サインは、視認性が高く、作業エリアと安全エリアを明確に区分けすることで、工場全体の安全性と機能性を大幅に向上させている」と評価された。

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