ANAあきんど(原雄三社長、東京都中央区)、ANA Cargo(脇谷謙一社長、同港区)、リラ(佐藤孝一社長、上川郡)、中部国際空港(犬塚力社長、常滑市)は8月10日、中部国際空港第1ターミナルで4年ぶりに開催される「第12回大雪おみやげ博2023inセントレア」で実施するマルシェに、北海道東川町産の朝採れとうもろこしを中部圏域の消費者へ新鮮な状態で安全・安心に届けると発表した。
7月14日から期間運航を開始したANAの「旭川―名古屋(中部)線」を活用し、旭川から愛知県までの輸送時間を劇的に短縮することで実現した取り組み。
旭川空港から中部国際空港までの空輸を、ANAグループの航空貨物運送事業を手掛けるANA Cargoが担うことでスピード輸送を実現、新鮮な状態で中部圏域へ商品を届ける。
ANA326便「旭川11:25発→名古屋(中部)13:20着」を利用し、大雪おみやげ博が開かれる8月18日から28日まで毎日実施する予定。輸送するのは、毎日その日の朝に東川町で収穫したとうもろこし。期間中に約2200本を輸送する予定(天候等により本数が変更になる可能性がある)。
大雪おみやげ博は、北海道の大雪圏地域(旭川市・鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町)をテーマにした、4年ぶりの開催となる中部国際空港最大規模の北海道物産展。大雪圏地域に集まる新鮮な魚介や野菜、乳製品など、北海道ならではの商品の販売に加え、今年は旭川から直送の東川町産のとうもろこしの販売など新たな企画を実施する。
「今後もANAの旭川―名古屋(中部)線を活用しながら、地域の消費者の方々に新たな価値をお届けするとともに、消費拡大・販路拡大を通じた産業の活性化・地域活性化に貢献していく」としている。