津軽海峡フェリー(村上玉樹社長、函館市)は6月9日の函館発18便より、津軽海峡ロード「青森~函館」航路へ新造船「ブルールミナス」を就航させた。
同航路に同船が就航することで4隻全て同型の「カジュアルクルーズフェリー」となり、統一した客室及びサービスの提供が可能となった。
同船の総㌧数は約8800㌧、全長約144m、定員583人、積載台数はトラック71台または乗用車230台。速力は約20ノット。
船名は、同社のコーポレートカラーで津軽海峡をイメージする「ブルー」と、「輝く・明るい」という意味の「ルミナス」を由来としている。
有事の際には、要請があれば被災地への支援物資、自衛隊、警察、消防などの要員や車輌の緊急輸送が可能であり、ストレッチャーの搬入が可能な「エレベーター」や「清水供給」、「電力供給」などの設備を保有している。
同社では「当航路への本船就航がますますの地域活性化、発展の一助となるよう、津軽海峡フェリーはこれからも、お客様に安全で快適な船旅を提供するとともに、津軽海峡エリアの魅力を発信し、地域に密着した愛されるフェリーを目指します」としている。