札幌市で「歩行者利便増進道路制度の機動的な運用やエリア物流マネジメントによる都心部中通り魅力化に向けた社会実験」

北海道開発局は6月29日、国交省道路局において、令和5年4月に「道路に関する新たな取り組みの現地実証実験(社会実験)」の実施地域を公募した結果、北海道から、札幌市の「歩行者利便増進道路制度の機動的な運用やエリア物流マネジメントによる都心部中通り魅力化に向けた社会実験」が採択されたと発表した。

国交省道路局では、社会的に影響を与える可能性のある道路施策の導入に先立って、地域住民等の参加の下、場所や期間を限定し、新たな施策の展開と円滑に事業を執行することを目的とする現地実証実験(社会実験)を、公募により平成11年度から実施している。

札幌市が採択された社会実験では、荷捌きや道路空間における賑わい空間の創出など、「時間帯別に運用を変化させた道路空間の柔軟な活用」などについて検証する。

昨年度は、中心市街地の道路(南一条通)において、片側2車線のうち1車線を削減し、道路空間の一部を、「賑わい空間」と「荷さばき空間」として時間帯で運用を変更する実験を実施。この結果、「歩行者数は実験前に比べて平均で約1・5倍に増加」「配達時間短縮など配送作業の効率化に寄与」といった効果があった一方、「車線の削減により朝の通勤時間帯を中心に一時的な渋滞や周辺エリアの路上駐車が増加」といった課題も確認した。

「周辺の中通等の活用等も視野に入れたエリア全体の荷さばきスペース、運用の検討」などを進めるため、今年度も実験を行う。

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