東札幌日通輸送 31ftコンテナに簡易型温度管理システム導入

東札幌日通輸送(中島隆栄社長、札幌市白石区)は10月3日、米里支店コンテナ課所有の31㌳クールコンテナ16基に簡易型温度管理システム「RM-A」導入したと発表。これにより、温度と位置情報を計測する事が可能となり、コンテナの状況をPCから確認することができるようになった。

「RM-A」は、端末をトラックに設置するだけで、稼働中のトラック庫内温度と位置情報がリモートにより把握可能になる。 同社では、庫内温度が逸脱しているのを納品先まで気づかないケースや、庫内温度を確認するため担当者が現地まで出向いて確認するケースなどがあったが、今回のシステム導入に伴い、輸送品質の向上につなげる狙い。

商品輸送温度・現在地をリアルタイムで確認・報告することが可能となり、トラブル発生時の対応がスムーズに実施でき、冷凍機故障から修理業者手配までのタイムラグが大幅に縮まった。 冷凍機の故障や庫内温度逸脱などのトラブルが発生すると「RM-A」からメールで通知が来るため、事前に修理業者を現地手配できるなど大幅に輸送品質が向上した。

トラブルの件数も減らすことが出来ており、「お客様からは良い評価を得ている」としている。

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