苫小牧港管理組合は3月25日、苫小牧港の港勢(令和6年1月~12月速報値)を取りまとめ、公表した。
海上出入貨物は1億4万1248㌧となり、対前年比98・8%の実績。平成25年から12年連続で1億㌧を上回った。海上出入貨物減少の主な要因は、製油所の大規模なメンテナンスに伴う原油の輸入量と各種石油製品の移出量減少によるものとしている。

このうち、輸出は132万5016㌧(同144・5%)、輸入は1481万99293㌧(同96・2%)。国内への移出は4191万4160㌧(同98・3%)、移入は4198万2779㌧(同99・2%)だった。
また、国際フィーダーコンテナを含む国際コンテナ個数は23万3455TEU(同99・1%) だった。国際コンテナ貨物は回送される空コンテナの取扱いが少なかったことで取扱個数が減少した。