北ト協総会 松橋会長が留任 外部理事・外部監事を選任

北ト協は5月28日、京王プラザホテル札幌で定時総会を開き、全議案を承認した。公益法人制度の改正に伴い外部理事と外部監事を選任。定款を一部改正し、監事の定数を1人増員したほか、これまで無報酬としていた理事と監事に対し、報酬を支給することとした。

総会後の理事会で松橋謙一会長(山登運輸)の留任を決めた。副会長に庭田孝司氏(函館小型運送)、舛川実氏(北見通運)が新任したほか、新しい理事として、森範幸(丸幸ムサシ工業)、松本隆則(タイヨウ)、日下部博巳(函館運送)、星久保明浩(マルハチ急行)、益子良弘(太平洋運輸)、阿部秀明(上渚滑運輸)、中田尊徳(中田建機)、中田公成(北海道郵便逓送)、津田修太郎(外部・ほくと総合法律事務所)の各氏を選任。監事として工藤英人(工藤商事)、大浦崇志(外部・瑞輝監査法人)の両氏が新任した。

令和6年度は、北海道運輸局、北海道労働局、北海道経済産業局、北海道農政事務所の4行政機関と連名で道内荷主企業4873社にトラックドライバーの負担軽減などを求める依頼文書を発出。決算では、一般会計の事業活動収入は1億1231万円で5054万円を次期に繰越し、交付金会計は事業活動収入8億9420万円、近代化基金会計は事業活動収入2766万円で2億9495万円を次期に繰越し、安全運行対策等運営会計は事業活動収入1億2318万円で151万円を次期に繰越し、トラックステーション運営会計は事業活動収入1419万円で323万円を次期に繰越し。

松橋会長は「会員企業が運賃交渉しやすい環境整備に努める。粘り強い交渉で今年度は公取委も含めた5行政機関と連名で荷主に文書を発出する。粘り強い交渉を通じ、当たり前の運賃を収受しよう」と呼びかけた。」

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