北海道フーズ輸送(渡邊博英社長、札幌市西区)は6月13日、石狩市総合保健福祉センターで「令和7年度グループ安全大会」を開催、各拠点やグループ企業から管理者やドライバーらが参加し、安全教育や各種表彰を行い、安全意識の高揚を図った。
渡邊社長は「安全第一を真に思うなら、知行合一で行動に表れる。安全第一を心に刻み、心に染み込ませてほしい。そうすると交通ルールや法規を守ることが当然となり、事故も自然と減少する。交通事故ゼロ、労災事故ゼロと誓いを立ててもらいたい」と訴えた。

各種表彰では、安全性最優秀事業所(BSO)は該当がなかったが、BSOに近い安全性を示したとして、物流部江別営業所が特別褒賞を受賞。また、交通事故削減目標を達成したとして、稚内通運が表彰された。このほか、永年勤続表彰で46人、無事故・無違反表彰で33人が表彰を受けた。
安全推進部による安全教育では、昨年度は労災事故が前年より3件減少し、同元年度以降で発生件数・発生率とも過去最少となったと報告。交通事故件数も前年度より大きく減少し、今年度の重視事項として「転倒事故の根絶」「カゴ車、テールゲートリフターに起因する荷役作業中の事故防止」「運輸局への報告有責事項ゼロ件」などを掲げた。
参加者全員による安全運転5訓昌和、指差し呼称を行い、閉会となった。