北海道、北海道大学、JICA北海道は10月20日、北海道大学学術交流会館で「SDGs北海道実践・交流セミナー2025」を開催、「企業・行政・道民がつながるSDGs実践のかたち」と大したトークセッションで、架装メーカーの札幌ボデー工業(札幌市西区)の堀田和宏社長がパネリストとして登壇し、取り組み事例を紹介した。
同社は今年1月、札幌市が認証する「札幌SDGs先進企業」の第1期先進企業(全13社)として認められており、堀田社長は「働く車の製造・販売を通じて社会に貢献しており、持続可能な形で次世代に渡したいと考え、SDGsの取り組みを行なっている」として、昨年10月に新設した省エネ仕様の塗装工場を紹介。

同社ではそれまで、塗装を外注していたが、外注先の従業員の高齢化が進み、「持続可能性に疑問を持った」ことから、内製化することを決断。その際、塗装を乾燥させる際に利用した排熱を再利用して新しい空気を暖める「ヒートリカバリーシステム」を道内で初採用し、CO2の排出量をおよそ半減させたと説明。
また、持続的な成長には人材確保と技術の継承が重要だとし、「実現させるには、働きやすく魅力的な職場を作っていくことが必要。高機能の空気清浄機を導入し、きれいな工場を目指した。従業員の家族から『いい会社に働いている』と思ってもらえるようにしたい」と語った。
トークセッションではこのほか、SDGsに関する建設業や自治体の取り組みが紹介された。





