北海道運輸局、北海道、札ト協は10月21日、札幌東商業高校の流通経済科2年生約80人を対象とした「物流施設体験会」を開いた。生徒は、北海道コカ・コーラボトリング札幌工場(札幌市清田区)と、イオン北海道RDC(北広島市)を訪問し、物流の現場を見学した。
身近な品物を製造・出荷する大型物流施設と物流を支えるトラックを見学することで、物流産業の重要性を理解し、関心を高めてもらうことを目的としたもの。北海商科大学、北海道コカ・コーラボトリング、幸楽輸送、イオン北海道、イオングローバルSCM、センコーが協力した。

北海道コカ・コーラボトリングでは、製造ラインや立体自動倉庫、出荷バースなどサプライチェーンの各工程について説明を受けた。出荷バースでは、幸楽輸送の従業員によるフォークリフトでのトレーラへの積み込み作業を見学。生徒はトレーラのウイングが開くと歓声をあげ、自動倉庫から出庫された商品をあっという間にトレーラに積み込まれる様子を間近で見守った。このほか、トラックやフォークリフトへの試乗や操作も体験した。
幸楽輸送(札幌市清田区)の佐々木誠社長は「当社は北海道コカ・コーラボトリングの100%子会社だが、親会社の荷物は3割程度で残りは他社の商品を運んでいる」と自社を紹介。「札幌から旭川までコカ・コーラの製品を運ぶと、帰りのトラックは空になるので、そこに他社の商品を運んで戻ってきている。パズルのように荷物を組み合わせ、いかに効率良く運ぶかが物流では重要になる。このような視点から想像力を持って見学してもらうと、物流がより理解できるようになる」と説明した。
北海道運輸局交通政策部では「教科書では知ることができない物流の生の現場を学んでほしい。物流が自分たちの身近にある大事な仕事であるという目線を持ってもらえれば」と生徒に呼びかけた。





