JR貨物は12月27日、2019年2月4日〜11日まで札幌市で開催される「第70回さっぽろ雪まつり」会場の大通公園8丁目広場において、貨物列車をモチーフとした大雪像を制作・展示すると発表した。
設置場所は、大通西8丁目「雪のHTB広場」。
モデルとなるのは主に北海道内で活躍している「DF200形式電気式ディーゼル機関車(愛称「ECO-POWERレッドベア」)」と、青函トンネルで活躍している「EH800形式交流電気機関車」が引っ張る貨物列車。雪像名は、「届いた当たり前が、届ける喜び。~今日も走るレッドベア~」。「レッドベア」がトンネルから飛び出してくる姿を再現した。
同社では、「大雪像になるJR貨物の機関車DF200とEH800は、あずき色のコンテナやタンクコンテナを載せた貨車を引っ張って、日本の北から南を繋ぐ鉄道網の一部として、北海道の大地や青函トンネルを今日も休まず走っている。 運んでいるコンテナの中身は見えないが、実は北海道産のジャガイモの約4割、玉ねぎの約7割などが全国に向けて鉄道で運ばれており、この大雪像ではそんな輸送品の一部も登場する」とし、「この大雪像を、子どもたちや観光客、鉄道ファンをはじめ、たくさんの皆さんに見て、楽しんでいただきたい」としている。