大勝  北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミー 

大勝(生川勝則社長、千歳市)は10月3日、同社が保有する室内練習場に北海道日本ハムファイターズのベースボールアカデミーを招き、少年少女を対象とした野球教室を開いた。同市内の7チームから小学校6年生33人が参加した。

昨年に続き2回目の開催となったが、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、参加人数を前年の4分の1ほどにグッと絞った。また、当日は雨天のため、室内での開催とした。
会場には、北海道日本ハムファイターズの選手として活躍した立石尚行氏と大塚豊氏がコーチとして訪れ、野球に取り組む心構え、姿勢や体の使い方、投球と打撃に関するポイントや基本的な技術を伝えた。また、チームの指導者へ講習も行った。

生川社長は「コロナ禍により、活躍の場が減ってしまったが、これからの野球人生、高校野球・プロ野球といった夢に向かって精一杯頑張って欲しい」と参加した子供らに呼びかけた。

立石氏は「『野球は楽しい』と伝える活動をしている。ファイターズは北海道に来てから『全力プレー』をモットーに掲げている。これは、1つのプレーを最後まで責任をもって完結させることで、相手にプレッシャーを与え、ミスを誘発させることにもつながる。全力プレーの徹底により、ファイターズは北海道に来てからリーグ優勝5回、日本一2回に輝いている。この重要さを伝えられたら嬉しい」と述べた。

同社は自社でグラウンド・室内練習場を保有し、近隣の野球少年団や社会人らに練習場として提供するなど、地域の野球振興に精力的に取り組んでいる。

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