北海道総合政策部交通政策局交通企画課は7月16日、令和元年の道内各港湾における入港船舶数や取り扱い貨物量などを取りまとめた港湾統計の速報値を公表した。
港湾取扱貨物量の総計では、北海道全体で2億184万㌧となり、前年より3・1%の減少。このうち輸移出は8589万㌧、輸移入は1億1595万㌧となった。
苫小牧港が1億729万㌧(シェア53・2%)となり1位、次いで函館港が3242万㌧(同16・3%)、室蘭港が1626万㌧(同8・1%)、釧路港が1507万㌧(同7・5%)、小樽港が1295万㌧(同6・4%)となった。苫小牧港が全体の半分以上のシェアを占め、上位5港で9割以上のシェアを占めた。
コンテナ取扱量では、全体で46万2788TEU・419万9000㌧。苫小牧港が34万8658TEU・334万1000㌧で1位となった。石狩湾新港が4万7900TEU・25万3200㌧、釧路港が4万82TEU・32万8800㌧でこれに続いた。
シャーシ取扱量では、全体で57万6115台・2120万9400㌧となり、苫小牧港が44万8083台・1354万9900㌧、釧路港が12万8032台・765万9500㌧となった。