大勝 北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミーを招聘 地元少年少女120人が参加

大勝(生川勝則社長、千歳市)は10月6日、北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミーを招聘し、千歳市青葉少年野球場で地元の少年少女を対象とした野球教室を初めて開いた。千歳少年軟式野球連盟が協力した。

同市内の11チームから小学校5・6年生を中心に約120人が参加。北海道日本ハムファイターズの選手として活躍した立石尚行氏と市川卓氏がコーチとして訪れ、野球に取り組む姿勢や体の使い方、基本的な技術などを伝えた。
立石氏は「全力プレーとは、1つのプレーを最後まで責任をもって完結させる行動をとること。全力プレーで一生懸命野球を楽しみましょう」と述べ、市川氏は「野球ができる環境に感謝し、プレーで恩返しできるよう頑張って下さい」と呼びかけ、正しい姿勢、キャッチボールの仕方、スイング、ピッチング、グラブさばきなどを分担して教えた。終了後は、全員に北海道日本ハムファイターズの帽子と下敷きをプレゼントした。
同市内でこれほど大規模な少年少女向けの野球教室が開催されたことは近年なく、また、北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミーとしても道内での少年少女向け野球教室として最大級の規模だという。

同社は自社でグラウンドを保有し、野球少年団や社会人らに練習場として提供するなど、地域の野球振興に精力的に取り組んでおり、元甲子園球児で社会人野球でも活躍した澤田良二取締役のネットワークにより今回の野球教室が実現した。澤田氏は「野球人口がどんどん減ってきていることを危惧しており、このようなイベントを通して、野球人口の底上げにつなげたい。また、運送会社として地域に積極的に顔を出していくことも重要。この取り組みを継続できればと考えている」と話した。

生川社長は参加した子供たちに「甲子園やプロ野球を目指して努力していると思う。日々、一番近くで応援してくれる家族、指導してくれる監督・コーチ、その他関係している全ての人に感謝を忘れないでください」と呼びかけた。

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